アーティストと歩くまち、川口
8月25日。
「空が落ちてきそうで恐い」
4日目にして初めて、寝て「sky vessel」を鑑賞するお客様が続出。
今日は朝鮮大学出版部の沈さんや、千葉大学の小笠原さんが遊びに来て下さいました。
昼下がりから、イベント「アーティストと歩くまち」
川口は古くから鋳物業を中心とした製造業が盛んな街で、駅前再開発がすすみ、高層マンションが林立する中にも、鋳物工場が点在するなど、都市の「高低」が激しいまちです。
船橋と川口の類似点。
①景観として、まちの高低差が激しい
②人口約60万人の中核都市。埼玉都民が住む
③駅前には高層マンション建設ラッシュ。
④駅前に百貨店があり、再開発ビルがある。
⑤古くからの商店街が、いくつも駅周辺にある。
⑥都市のエスニック化が進んでいる。
⑦荒川と海老川のように川が流れている。
まちの規模も、町並みも、船橋市と似ているけど、何かが違う。
まちあるきの中で、「似てるけど、何が違うのか」が明らかになってきました。
船橋との違い。
①鋳物…もの作りのまち。
全国のまちに緑化整備の文脈でパブリックアートが広がったころ。川口でも1970年代から、鋳物を使った彫刻が街の中に点在し始めました。いまでは、川口市は「産業観光」と銘打って、鋳物を紹介する、街マップなどが点在しています。
船橋との違い。
②商店街には多世代が歩き、道にはベンチが数多く設置されている。
川口銀座通り商店街には、イスや縁台のようなベンチが多く設置され、
また、商店街の中にマクドナルドや、書店、大戸屋など、若者も多く訪れるお店も入っているため、通りは、子どもから、若者、お年寄りまで多世代が歩いています。
船橋との違い
③まちの中に、ギャラリースペースが点在している。
五月人形の店では、図工教室展が開催されていました。幼稚園から中学生までが作った作品が「大迫力」に並びます。作品の中央では、子ども達が、トンカチ作品制作にのめり込んでいました。子ども達と先生の「のんびり」した雰囲気は、どこか「子どものまち・ミニさくら」と通じる大人の寛容さ、子どもの遊び心を感じました。
このほか、商店街のギャラリー煉、眼鏡バザール、タリーズコーヒの中など、お店のちょっとしたスペースがギャラリー空間となっていて、鋳物彫刻の他、まちの中で、「アート」が身近な所に息づいています。
船橋との違い
④駅前、駅周辺に文化施設や公園などがある。
西口ひろばには大きな公園が広がり、駅前再開発ビルにはメディアセブン、また、公園からの遊歩道を歩くと、市立のアートギャラリー、アトリアなど、公設のアート拠点がいくつも並びます。
特に「アトリア」は、2006年に市民参加型ギャラリーとしてオープンしたばかりの施設。天井が高く、演劇から、ダンス、ワークショップや講座まで、何でも利用可能なスタジオ空間に展示空間が2部屋。また、ケーキがおいしいカフェまで入っています。いつもは、現代美術の展示が主だっていますが、今日はちょうど「夏休みの宿題お助け企画」として、子ども達が工作をしていました。
平成22年度完成予定の、船橋市の「清川記念美術館(仮称)」もアトリアみたいになれば、とcaFスタッフ一同、羨望。Namhyojunも「ここで展覧会やりたい」
船橋との違い
⑤「ものづくり」が息つくまち。
人形のお店で開催されていた、図工教室。
駅前ひろばでは、商工会議所主催の、子どもを対象とした、工作ワークショップ。
またアトリアでの「夏休み工作教室」など、
駅前周辺だけでも、3箇所も子どもの創作ワークショップが開催されていました。
「鋳物のまち」だけあって、川口では「ものづくり精神」が色んな機会で受け継がれているのだろうと感じました。
同じ規模のまちであっても、これだけ違う。
川口市から、船橋は学ぶ事が多いな、と改めて感じたとともに、これからも川口-船橋で何かプロジェクトを継続していく必要があるな、と感じました。
さて、明日は7月から続いた一連のCircuitいよいよ最終日です。
急遽決定!《HyoJunCircuit川口ミニパフォーマンス》
最終日の26日5時からギャラリーにてパフォーマンスを行います。
京島、船橋を移動して来た作品「sky vessel」は川口にて宙吊りになっています。最終日、その吊られた大量の空を地面に落下させます。最後まで誰も予想できないHyoJun Circuit。ラストを飾るパフォーマンスをどうぞお見逃しなく!!
+きょうのうまいもの+
アトリアの中で営業するカフェのカシスソーダ(炭酸飲料)
(山浦彬仁)























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