「千葉クリエイティブ・クラスター」とは?

  • 「千葉クリエイティブ・クラスター」(略称:CCC)は地域発の市民参加型アートの質と量の向上をはかる、基盤形成のためのプロジェクトです。主催:NPO法人コミュニティアート・ふなばし◆特別協賛:アサヒビール株式会社 ◆助成:アサヒビール芸術文化財団

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2007年8月26日 (日)

HyoJun Circuit川口終了しました!

7月から京島、船橋と巡回してきたCircuitですが26日川口にて無事終了いたしました!各地でお世話になった方々、ご来場頂いた皆様に心より感謝申し上げます。

ラストは急遽パフォーマンスという形で締められました。

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いっぱいに詰められた空はビニールをパンパンに引き伸ばし、今にも張り裂けそうな状態。そこにNam HyoJunが切り込みを入れていきます。
パラパラと空が降りはじめた次の瞬間、大きな音を立てて大量の空が一気にHyoJunの頭に降り注ぎます。激しい夕立に襲われたかのようなその様は圧巻。
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地に打ち付けられた空の器は山となって積み重なり、次第に周囲に広がっていきます。ついさっきまでゴミのように詰めこまれていた空が一瞬の内に動的な自然物となり、また動かぬものに帰っていく。床に積もった痛んだ器からは、今まで地域を旅してきた痕跡を感じさせられました。

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長さにして2分ほどの短いパフォーマンスでしたが、最高に清々しい気分にさせるものでした。

「私はCircuitを[曇りのち雨のち晴れ]を題したい。 」
Circuitがはじまる前にNam HyoJunが言っていたことです。「印刷された嘘っぽい真っ青な空と既成品のコップ」という大量生産品の、本来無表情であるはずのこの作品には、たしかに「曇り」があり「雨」があり、そして「晴れ」という顔がありました。

最終日のパフォーマンスは映像作品化される予定です。
ひょっとするとコミュニティアート・ふなばしが2月に行う千葉クリエイティブクラスター成果展でこの作品を見ることができるかもしれません!
溢れ出る空の行方を楽しみにしたいと思います。

(八重樫典子)

2007年8月25日 (土)

アーティストと歩くまち、川口

8月25日。

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「空が落ちてきそうで恐い」
4日目にして初めて、寝て「sky vessel」を鑑賞するお客様が続出。
今日は朝鮮大学出版部の沈さんや、千葉大学の小笠原さんが遊びに来て下さいました。

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昼下がりから、イベント「アーティストと歩くまち」
川口は古くから鋳物業を中心とした製造業が盛んな街で、駅前再開発がすすみ、高層マンションが林立する中にも、鋳物工場が点在するなど、都市の「高低」が激しいまちです。

船橋と川口の類似点。

①景観として、まちの高低差が激しい
②人口約60万人の中核都市。埼玉都民が住む
③駅前には高層マンション建設ラッシュ。
④駅前に百貨店があり、再開発ビルがある。
⑤古くからの商店街が、いくつも駅周辺にある。
⑥都市のエスニック化が進んでいる。
⑦荒川と海老川のように川が流れている。

まちの規模も、町並みも、船橋市と似ているけど、何かが違う。
まちあるきの中で、「似てるけど、何が違うのか」が明らかになってきました。

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船橋との違い。
①鋳物…もの作りのまち。

全国のまちに緑化整備の文脈でパブリックアートが広がったころ。川口でも1970年代から、鋳物を使った彫刻が街の中に点在し始めました。いまでは、川口市は「産業観光」と銘打って、鋳物を紹介する、街マップなどが点在しています。

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船橋との違い。
②商店街には多世代が歩き、道にはベンチが数多く設置されている。

川口銀座通り商店街には、イスや縁台のようなベンチが多く設置され、
また、商店街の中にマクドナルドや、書店、大戸屋など、若者も多く訪れるお店も入っているため、通りは、子どもから、若者、お年寄りまで多世代が歩いています。

船橋との違い
③まちの中に、ギャラリースペースが点在している。

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五月人形の店では、図工教室展が開催されていました。幼稚園から中学生までが作った作品が「大迫力」に並びます。作品の中央では、子ども達が、トンカチ作品制作にのめり込んでいました。子ども達と先生の「のんびり」した雰囲気は、どこか「子どものまち・ミニさくら」と通じる大人の寛容さ、子どもの遊び心を感じました。

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このほか、商店街のギャラリー煉、眼鏡バザール、タリーズコーヒの中など、お店のちょっとしたスペースがギャラリー空間となっていて、鋳物彫刻の他、まちの中で、「アート」が身近な所に息づいています。

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船橋との違い
④駅前、駅周辺に文化施設や公園などがある。

西口ひろばには大きな公園が広がり、駅前再開発ビルにはメディアセブン、また、公園からの遊歩道を歩くと、市立のアートギャラリー、アトリアなど、公設のアート拠点がいくつも並びます。

特に「アトリア」は、2006年に市民参加型ギャラリーとしてオープンしたばかりの施設。天井が高く、演劇から、ダンス、ワークショップや講座まで、何でも利用可能なスタジオ空間に展示空間が2部屋。また、ケーキがおいしいカフェまで入っています。いつもは、現代美術の展示が主だっていますが、今日はちょうど「夏休みの宿題お助け企画」として、子ども達が工作をしていました。

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平成22年度完成予定の、船橋市の「清川記念美術館(仮称)」もアトリアみたいになれば、とcaFスタッフ一同、羨望。Namhyojunも「ここで展覧会やりたい」

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船橋との違い
⑤「ものづくり」が息つくまち。

人形のお店で開催されていた、図工教室。
駅前ひろばでは、商工会議所主催の、子どもを対象とした、工作ワークショップ。
またアトリアでの「夏休み工作教室」など、
駅前周辺だけでも、3箇所も子どもの創作ワークショップが開催されていました。

「鋳物のまち」だけあって、川口では「ものづくり精神」が色んな機会で受け継がれているのだろうと感じました。

同じ規模のまちであっても、これだけ違う。
川口市から、船橋は学ぶ事が多いな、と改めて感じたとともに、これからも川口-船橋で何かプロジェクトを継続していく必要があるな、と感じました。

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さて、明日は7月から続いた一連のCircuitいよいよ最終日です。

急遽決定!《HyoJunCircuit川口ミニパフォーマンス》

最終日の26日5時からギャラリーにてパフォーマンスを行います。
京島、船橋を移動して来た作品「sky vessel」は川口にて宙吊りになっています。最終日、その吊られた大量の空を地面に落下させます。最後まで誰も予想できないHyoJun Circuit。ラストを飾るパフォーマンスをどうぞお見逃しなく!!

+きょうのうまいもの+

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アトリアの中で営業するカフェのカシスソーダ(炭酸飲料)

(山浦彬仁)

2007年8月23日 (木)

8月23日HyoJun Circuit川口

Kawaguchi
7月下旬から京島、船橋と、場所によって形を変えながら移動してきたインスタレーション「sky vessel」。コップに入って地に降ろされていた空は、ここ川口では宙に吊られ、物理的には本来存在する場所に近付いている。しかし、そこには「空」の持つ開放的なイメージはいささかも感じられない。京島・船橋で「並べられていた」コップは大きな透明なビニールに粗野に「投げ入れられ」、その様には人為的な閉塞感を覚える。重量で所々張り出した透明な膜は、拘束された生物の無力な抵抗を思わせなくもない。

masuii R.D.R galleryは正面が一面ガラスのスペースである。通りを歩く人や信号待ちの運転手が、宙吊りになった怪しげな物体へ物珍しげに視線を投げ掛ける。展示を目にした人数はおそらく三ヶ所の中で最多であろう。しかし外からでも全ての作品が見えてしまうので、中に入って来てまで見ようとする人が少ないというジレンマもある。
「認知」を越えてコミュニケーションに踏み込ませるのは、アートプロジェクトのみならず、何にでも等しく難しいものだ。そして踏み込ませる力というのは、突飛なことをして強引に引き込むか、「その場所に辛抱強くいる」時間の長さによって得られるように思う。
裏話であるが、今回搬入の段階で、ビニールがコップの重みで何度か破れるという事故があった。作家のNam HyoJunは、例え展示中に破れてしまってもそれは敢えてそのままにしておきたいという。
一週間という短い期間では、一枚のガラスですら外と内を隔てるものとして強度を持つ。
透明な膜を破って、空が地へと落ちる瞬間はどんなに清々しいことだろう。少し暴力的なハプニングを、そのジレンマゆえについ期待してしまった。
(八重樫典子)

2007年8月21日 (火)

いよいよHyojunCircuit川口スタート。あらら。Circuitも明日から!

8月20日。

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いよいよ、HyojunCircuitも最終のステージ、
今日から、川口市にある、masuii R.D.R galleryにて、展示かスタートしました。

8月初旬、masuii R.D.Rでは、朝鮮大学美術科のグループ展も開催されていました。

今日は公開制作。船橋に引き続き、Hyojun作品のファン、穂刈さんもお手伝いに駆けつけて来て下さいました。

京島、船橋と2箇所を巡回し、会場を経るたびに、進化する、Circuit。今回も、前回2箇所に比べて、大きく変化しました。ヒントは写真にあります。
ぜひ、川口の空も見に来て下さいね。

masuii R.D.Rは川口市役所通りの商店街に面していて、ガラス張りのスペースのため、道行く人、はたまた信号待ちの車から、のぞかれて行かれる方もちらほら。「何日まで開催なさっているのですか?」と聞かれていかれた、ご婦人も数々と。

川口市は人口60万人。
中核都市、埼玉都民が多く住む、エスニック化、町並みの高低差が激しい、水がある、工場地帯、など我々の船橋市と同じような条件がいくつもみつかるこのまち。
その中でも「メディアセブン」やmasuii R.D.R、ファクトリーなど「アート」が息づくまちと成っているところは、船橋で活動する我々にとって多くの示唆が得られます。

そんな川口のイベント「アーティストと歩くまち」は、8月25日(土)14時からです。
ぜひこの機会に、NamHyoJunと一緒に川口のまち歩きをしませんか??

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夕方。

10月14日に円卓会議を開催する、八街市にある、特別養護老人ホーム「風の村」内、喫茶アルルカンへ。
コスモスの開花に併せて開催される、「秋祭り」の実行委員会で、円卓会議の打ち合わせ。

八街では、昨年の「千葉クリエイティブ・クラスター」でも円卓会議を開催し、東鳴子のGOTENGOTENアート湯治祭から来てくださった門脇篤さんが、毛糸のインスタレーションを設置しました。

→昨年の円卓会議の様子。

打ち合わせには、八街在住アーティスト、あらら。の舞台監督、坪井洋さんも駆けつけてくださいました。

坪井さんを交えての打ち合わせで、「ワークショップやってほしい」「こんど遊びにきてよ」と、坪井さんと八街の皆様で、次々、新しいアイディアが。ワクワクする話をしていたら、あっという間に21時を過ぎていました。

これは、どうやら10月14日の円卓会議、すごいことになりそうですよ。

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坪井さん、あらら。の皆様は明日から、
「CCCショウケース」として、フェリーを通じて松山、別府へ向かいます。
私たちと同じく、AAF2007参加団体の愛媛県のアートNPO、カコア-クオリティ・アンド・コミュニケーション・オブ・アーツと、8月6日の円卓会議に来てくださった、山出淳也さん率いるBEPPU PROJECTで温泉ナイトに出演します。
その後、東鳴子ゆめ会議のGOTENGOTEN2007に湯治アーティストとして、招聘されています。

※特定非営利活動法人カコアークオリティ・アンド・コミュニケーション・オブ・アーツ

※特定非営利活動法人BEPPU PROJECT

※GOTENGOTENアート湯治祭

あらら。Circuitもいよいよ、明日から始まります。

8月もあと少し、夏は短いから、あせるよね。なんだかね。

+きょうのうまいもの+

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八街子育て協議会の羽佐田さんお手製の、「お赤飯。
なんと八街のお赤飯には、特産の「落花生」が入っています!
さすが日本一の落花生のまち、八街!!!

(山浦彬仁)

2007年8月 5日 (日)

「CCC円卓会議in船橋」のご報告。

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「HyoJun Circuit船橋」最終日の今日は、会場の船橋市民ギャラリーで「CCC円卓会議in船橋」も同時開催。豪華なゲストにお越しいただいて多彩なプログラムが展開されました。

お越しいただいたゲストは、特定非営利活動法人BEPPU PROJECTの山出淳也さん、特定非営利活動法人こだまの近藤けい子さん、特定非営利活動法人生活クラブ・ボランティア活動情報センター VAICの冨永ゆみさん、たまあーと創作工房、美術家のこまちだたまおさん、映像作家の大木裕之さん、そして、HyoJun Circuitの作家であるアーティストの南孝俊(Nam HyoJun)さんの6名です。

まず11時に集合し、会場の船橋市民ギャラリーから本町通り商店街を船橋大神宮下までぐるりと歩き、特定非営利活動法人ちばMDエコネットの運営するカフェ<ひなたぼっこ>でランチ。ここでもCCC円卓会議の意義や千葉での活動について、CCC円卓会議の開始前からお話が盛り上がりました。

会場の船橋市民ギャラリーに戻り、「HyoJun Circuit船橋」の展示を自由に見たりしてから、13時過ぎから行われた「CCC円卓会議in船橋」では、アサヒビール株式会社社会環境推進部の根本さんや、美術ジャーナリストの新川さん、横浜シティアートプロモーションの澤田さん、船橋市文化課の田久保さんなどにもお越しいただいて豪華なメンバーで行われました。また途中、千葉大学の神野先生もお立ち寄りくださいました。

まず最初に特定非営利活動法人BEPPU PROJECTの山出淳也さんから、別府で現在行われている取り組みについてのご紹介をいただきました。「何かと何かをつなげて、新たな価値や意味を創る。それは出会う場所である。」という内容を掲げて教育や都市計画、多文化共生などのいろいろな分野の団体と協力しながら活動を展開していらっしゃるBEPPU PROJECT。このBEPPU PROJECTがそもそもどういった視点からどういったモチベーションで取り組んでいるのか。その効果は現在どう位置づけることができるのか、ということについてまでかなり丁寧に話していただきました。広い視野をもち戦略的にプロジェクトを進めてゆかれている姿勢とその内容に、皆さんいろいろな意味で示唆を受ける部分が多かったように思います。

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続いてのCCC円卓会議では、「10年後の千葉、日本、アートはこうなるのでは?」「現在皆さんの抱えていらっしゃる課題は?」「私は今後これをしたい」といったお題をこちら側から提示させていただいて、それについてゲストの方々に少しずつではありますが、現在考えていることをお話していただきました。皆さんのお話それぞれにそれぞれのバックグラウンドが見え隠れしていてとても面白いお話を伺えましたが、皆さんに共通しているのがやはり「人とのかかわり」についての洞察だったのではないかと最初にまとめられました。人間関係の変容についての関心や、関わる人々それぞれの人生と付き合いながら、彼らとアートの関係をどのくらい膨らませることができるだろうか、ということ、違っている人たちが一緒に生きていくということを達成するためには、介護・福祉・アートすべて人間が生きていくということの一部であることを実践して見せる必要があるのでは、といったお話が出ました。

その途中で、近年盛んになりつつあるアートプロジェクトはアートのもつ毒や闇といった部分を隠しているのではないか、アートは善ということを押し出すことはアートのためにはならないのではないか、といった意見も出ました。アーティスト自身が自分からインモラルなものを作らなくなってきている、自主規制といった流れがあるのであればそれは悲しいことであるし、こうしたものをタブーとして隠蔽してしまうことで見えなくなってしまうことによる弊害もあるのではないか。こうして隠されているものを可視化していくという作業もアートにはできるのではないか、といった話もフロアで盛んになされました。
こうした普段の生活では考えもつかないような一瞬思考停止に陥ってしまうような感覚を覚えさせるアートもあれば、そうした想像を超えてある人が未知なるものを受け入れていくような過程を創り出す力もアートにはあるのではないかと思います。そうした意味で、CCC円卓会議inこだまの際に行われた「こだまdeアート」は、お年寄りが指にベタベタ絵の具を塗ってどんどんガーゼに着色していくという様子などはまさにそうした魅力を体現しているのではないかと思われますね、というお話にもなりました。

最後に司会の山浦くんのまとめでは、
①混浴・温泉・世界・・・多文化
②つくりつづけるということ
③ムーヴメントから日常へ
といったキーワードが拾い出され、共有されました。

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CCC円卓会議終了後、ギャラリーで展示中の作品について、作家のNam HyoJunによるギャラリートークが行われ、たまたま覗きにいらした方からも質問をいただくなど、丁寧な解説と鑑賞の時間を持つことができました。

今回の「CCC円卓会議in船橋」は、こだま、八街といったCCC円卓会議の別会場のキーパーソンの方にも来ていただいてそれぞれの思いを話していただくことで、千葉という地域の多様性と、そこでアートに携わる方々の姿がよく見える回になりました。こうしたなかで私たちがコミュニティ、アートとどうかかわってゆけるのか、どういう立ち位置にいるのかを共有していくことが、「千葉クリエイティブ・クラスター」の目的である基盤づくりであるといえるのではないかと思いました。

本日で、「HyoJun Circuit船橋」も最終日。ご来場くださった皆さん、どうもありがとうございました!次回の「HyoJun Circuit川口」も是非お越しくださいね。お待ちしています!

AAF2007公式サイトの「AAF通信」で紹介されました。

「アサヒ・アート・フェスティバル2007」の公式サイトのトップページに更新されている「AAF通信」というコーナーで、先日「HyoJun Circuit船橋」に来てくださったAAF2007事務局長の芹沢高志さんが、リポートを執筆してくださっています。

コンパクトながらも的確にまとめてくださっていますので、是非、ご覧ください。

リポートは、コチラからどうぞ。

http://www.asahi-artfes.net/report/?p=21

2007年8月 4日 (土)

いよいよ明日はCCC円卓会議in船橋!

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いよいよ残すところあと2日となった「HyoJun Circuit 船橋」、今日は土曜日ということもあり、個人よりはグループでいらっしゃるお客様の多い一日でした。

会場の船橋市民ギャラリーは、船橋にお住まいの方で散歩コースにしていらっしゃる方も多い場所で、いろいろな方がいらっしゃいます。今日は特に家族連れの方が目立ち、丁寧に作品を見ていってくださいました。

午後からコミュニティアート・ふなばしスタッフの山浦くんと下山さんは、特定非営利活動法人BEPPU PROJECTの山出淳也さんと、AAFすみだ川アーツのれん会の主催する、水上アートバス「ダンスパフォーマンス!」(伊藤キム×神田京子)を見に行き、帰りには向島と京島をご案内してきました。
その後船橋で合流、コミュニティアート・ふなばし行きつけの「謝謝」という中華料理店へ。翌日の「CCC円卓会議in船橋」の話題や、BEPPU PROJECTの取り組みの秘訣などについてお話が弾みました。
明日の「CCC円卓会議in船橋」では山出さんにも一緒に船橋のまちを歩いていただき、会議に参加していただきます。ほかでは聞くことのできないお話の聞ける時間になると思いますので、是非お越しください。お待ちしています。

Nam HyoJun、京島を振り返って

Nam HyoJunさんに、京島を振り返ってみて感じたことをレポートにして頂きました!

(以下、本文です)

先ず述べなければいけない事がる。 [HyoJun Circuit京島]に挑むのに始まる前から不安だらけであった。私は日本家屋や老人や下町に似ても似つかないと感じていたし、ホワイトキューブで得る反応を期待していなかったからである。今回の3会場で展示するということは、今まで私を好きな客層を更に広い範囲で獲得出来ると確信があった。ここで信じられるのは自分自身とスタッフ達。確信はあった。 2007年7月28日(土)真夏の昼に町歩きは始まった。私と宮澤さんと2人の客と京島を歩いた。長屋からスタートし、京島特有のカーブ道、路地裏、活気溢れる商店街、個性豊かなお店、井戸、歩くだけで発見は多い。私はここぞとばかりにリサーチ済み情報を話した。京島ポイントを紹介しまくった。すると、なかなかの反応は得たが真夏の昼の「あつい」には勝てる気がしなかった。京島は、ここが強大で慌しい東京とは思えない程の和む土地である。終着点のすみだ生涯学習センターで解散し、その後は向島百花園で今回の作品のヒントである「雨」の墨田区が力を入れている雨タンクを見つけ雨水で打ち水をした。私の墨田区で雨タンクを見つける念願はかなった。町歩き最大の収穫があった。のどが渇きラムネとカキ氷を頬張り、隅田川の花火大会へ向かった。私は東京で花火を見ると思っていなかったし、京島から見える花火にはいつもの夏の花火とは違い余計に身を躍らせた。解散し、私は初めての長屋宿泊を体験した。朝の3時4時にはもう隣のおばあちゃんが起きるので、「ガラガラ!!」という物音で目覚めた。なんて清々しい朝だ。1時間しか寝てないから変に気持ち良さがあるぞ。人に起こされる憤りは長屋を満喫出来た私からすると新鮮で清々しいと感じた。許そう。だって長屋だもん。超アウェイな私が京島の人に出来る事は少ない。私が「京島に何をもたらしたか」を分かるのはもっと先の話になりそうだ。

2007年8月 3日 (金)

「何やってるの?」と「これは何?」

暑い日が続く船橋。
今日は女子美術大学の岩田さんが遊びに来てくれました!野菜の映像を見て、「おぉっ」「あーっ」と驚きの声。「作家のレベルの高さを感じた」と嬉しい意見を頂きました。
船橋ではたまたま立ち寄られた方でも興味を持ってとても熱心に見て下さることが多いです。
お客さんの反応を見ていて気付いたのが、京島では「何やってるの?」と声を掛けられることが多かったのに対し、ここでは「これは何?」と、作品に対する質問が多いということ。美術作品を見るためのホワイトキューブと、それ意外の長屋という場の違いが、見る人の意識の方向を変えているようでとても面白いです。
それにしても新作のインスタレーションは何度見ても飽きが来ません。作品の周りを歩いたりしゃがんだりして見ると青と白の柄が捉えどころのない水面のように変化し続けます。
海をずっと眺めていても飽きないように。何も考えなくとも、ただ、風景のなかに身を置くことのすがすがしさを感じます。
午後はヒョジュン、スタッフの山浦君と共に本町通り商店街へご挨拶へ伺った後、まち歩きの下見をしてきました。船橋はなんといってもコミュニティアート・ふなばしの拠点。濃厚なツアーができそうです。
5日はまち歩きに加え、アーティストトークも予定しております。どうぞお気軽にご参加くださいね。
(八重樫典子)

2007年8月 2日 (木)

8月1日

遅くなりましたが。8月1日の会場の様子です。

13人のお客様がいらっしゃいました。

午前中は散歩のついでにいらしたおじいさんおばあさんが多かったです。

最初は「なんだかわかんないわ」と大体のおじいさんおばあさんは言うのですが、

少し解説すると「そうね。空に見えるわね。」「野菜嫌いな人が生で食べたらまずいわよ。」と話が弾みました。「すごいね。こうゆう人は、若いときからセンスがある」という声もありました。

午後は、川口の展示でお世話になる増井さんがいらしてくださいました。

夕方は、Hyojunの友人やアートディレクターの方、コミュニティアートふなばしがお世話になっている田久保さんがいらっしゃいました。

今日、やさいをはじめてみたのですが、すごいですね!もっとかわいらしいものを想像していたのですが、一日たった今でも映像が浮かび上がるほど衝撃的です。大きくなった空もインパクト大です。Hyojunの新作(制作途中)を見せていただきました。面白いです。とてもこれからの活躍が楽しみです。

BEPPU PROJECTとのネットワーク。正直、5日円卓会議in船橋に来なくちゃソンですよ。

8月1日。

昨日から青森県弘前市で開催されている
文化庁文化ボランティアフェスティバルに、参加しています。

今日は2日目の分科会で各会場にわかれました。
同じく文化庁文化ボランティア育成事業に採択され、
AAFネットワーク仲間である、
BEPPU PROJECTの山出淳也さんがパネリストとして招聘されている
http://www.beppuproject.com/

「アートがまちにもたらしたもの」を考える分科会に参加。

9時から18時まで
harappaの立木さん、
横浜シティアートプロモーションの澤田さん
青森NPOセンターの三澤さん、
大阪アーツアポリアの上杉さん、なととも一緒に缶詰でした。

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BEPPU PROJECTは2005年から始まった、
今年で3年目のプロジェクトですが、
別府のまちに定着し、しかも大規模で、
「4年間」を想定して、
着実に別府から世界を目指すプロジェクトとして
もの凄く大きな「ムーブメント」となっています。

その山出さんが、特別ゲストとして、
8月5日、円卓会議in船橋に来て下さいます。

本当に5日、船橋に来ないとソンですよ。
HyojunCIRCUITと一緒にお越し下さい。

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●CCC円卓会議in船橋

2007年8月5日(日) 13:00~15:00
開催地:船橋市民ギャラリー
住所:船橋市本町2丁目1番1号船橋スクエア21ビル3回
(JR船橋駅より徒歩7分、京成船橋駅より徒歩約5分)

テーマ「アートは、次の社会・まちのビジョンとなりえるか」

1部:基調講演「山出淳也Small Talk」

AAF企画間交流支援プログラムとして、
特定非営利活動法人BEPPU PROJECTの山出淳也さんをお迎えし、BEPPU PROJECTの事例と、今後「世界標準」のBEPPUでの展望を伺います。

2部:CCC円卓会議

ゲスト:
山出淳也(特定非営利活動法人BEPPU PROJECT)
近藤けい子(特定非営利活動法人こだま)
冨永ゆみ(生活クラブ・ボランティア活動情報センター VAIC)
こまちだたまお(たまあーと創作工房、美術家)
大木裕之(映像作家)
南孝俊(Nam HyoJun)(アーティスト)

※尚、5日の11時からは、
NamHyojunガイドによる、船橋まちあるきツアー、
15時からは、NamHyojunによる、ギャラリートークもございます。

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8月24日は、コミュニティアート・ふなばし理事長の下山浩一が
BEPPU PROJECTの「AAF学校in別府」に特別講師として招聘されています。

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また8月24→25日には、
CCCショウケース「あらら。CIRCUIT」が
BEPPU PROJECTの「温泉ナイト」に登場します。

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今日の山出さんの話を聞いて、BEPPUの求心力の秘訣がいくつか抽出できました。

①クラスター型の事業展開である。
②山出さんが、組織づくりをうまく考えている。
③プレゼンテーションより、聞き耳重視の事業展開。
④アーティストイニシアティブ。
⑤BEPPU PROJECTこそが、別府の次代のビジョンになっている
(ビジョンが明確にスタッフはもちろん、地域までに共有されている)

またコミュニティアート・ふなばしとの共通点もいくつか見受けられました。

①出会い系NPOを自称している。
→特にアートが別府、大分では、理解されにくいという事も
ありますが、
「新しい出会いをつくり出すことによって、
 新たな意味・価値を創造する」というコンセプトは
CCCとまさしく同じでした。

②クラスター事業。
拠点を設けずに、様々な場所で「出前」方式でプロジェクトを展開する。
また必ずプロジェクトの中で他のセクターと協働を重視する。

③学生が主体。
BEPPUはAPU(立命館アジア太平洋大学)と学術協定をし、
BEPPU PROJECTが単位認定されている事もありますが、
メンバーの半数以上(35名中20名くらい)が学生
メンバーの中に美術を専攻しているメンバーが、
山出さんと事務局長以外、2名しかいない。

…詳しくは5日、ぜひ船橋へ。

(山浦彬仁)

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