0歳から、97歳まで、105名を包み込む、アートプロジェクト。
7月4日
「こだまdeアート・こだまうまれる」ワークショップが連日開催される、
睦沢町の特定非営利活動法人こだま共同生活舎に
山本・山浦で行ってきました。

こだまのデイケアは、9時に始まります。
利用者の皆様を、スタッフ全員でお出迎え。
5月から始まった、ワークショップもいよいよ大詰め。
今日は展覧会の看板作りです。
絵の具を手につけて、手で思い思いに、
看板を装飾していきます。
絵の具の塗り方にも、皆さんそれぞれ、個性が出てきます。
お花の模様のように、絵の具で装飾をしていく
利用者さんに、こまちださんが、「お花が好きなんですか?」と
伺ったところ、
「実は昔、菊作りをしていたんだ」とのこと。
「こういう何気ない動作に、心の奥にある物が、表出してくる」
表現・創作によって、無意識の内面が表出し、
また、内面を確認する事で、自分が安心できる。
とこまちださん。
こだまのデイケアの特徴は
スタッフ・利用者の皆さんが一緒になって
作業に取り組むところです。
スタッフの皆さんも、利用者の皆さんに負けないくらい
のめり込んで、絵の具を縫っていました。
事務作業をしている方も、お昼の準備をしている方も、通るたびに、
「あら、うまくできたね。」「私にもやらせて」と声を掛け合う。
「○○さんは、絵本の世界みたいな塗り方で、素敵だね」
「○○さんは、たくさんの色が混ざりあって、芸術的だね」
そうこうしているうちにあっという間に、完成。
看板作りの後は、こだまdeランチ。
今日は「いかのみぞれハンバーグ」
全て手作りのランチは素朴で優しい味がしました。
「看板を複雑に、芸術性の高い物を作ろうと思えば、
いくらでも作ることはできます。
しかし、敷居を高くするのではなく、
ワークショップに参加する利用者さんの皆さんにとって、
楽しく・取り組みやすくしなくては意味がありません」とこまちださん。
「美術教育でも評価され、うまい下手ばかりが関心になってしまうが、
自主性や、内面性を表現できる、楽しいと思える環境を提供することが、
なによりも大事」
「アートの質について、は、
経験の積み重ねによって、会得していくものです。
しかし、アートの質よりも、今までアートに触れてきた事がないひとが
アートに触れられたことや、
アート活動によって、人間関係も育みたい。
それが、私がたまあーと創作工房をつくった理由でもあります」
こまちださんの、背中には、
もうすぐ1歳になる、要ちゃんがぴったりと。
「生後半年からずっと背中にいる」とのこと。
要ちゃんを見て
今まで笑わなかった利用者さんが、笑ったり、
利用者さん、スタッフの皆さんも
みんなで要ちゃんをみる。
要ちゃんがいることも、とても大きい。
また、そういった、志向性はこだまの介護事業にも共通します。
「利用者本位の介護を考えて、
利用者が昔使っていたようななじみの食器、建築の中で
介護することが、一番の利用者にとった介護になる」
他のデイケア施設では、
細かく「時間」と「やること」が設定されていて、とても忙しく、
どの作業も、まるで、保育園を連想させる。
利用者さんの間の会話も少ない。
こだまの時間はゆったり流れていて、
スタッフも含めて、みんなでつくり挙げる
利用者さんの間でもおしゃべりが弾む。
「こだまうまれる」のワークショップも、
こだまの中で戦時中のガーゼが発見されたことで、
はじまった。
キーワードは「包み込む」
包み込む温かさの中に、人も場所エンパワーメントされていくのではないか。
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◆CCC円卓会議inこだま
江戸期に建てられた旧医院を再生したデイケア施設を運営し、
地域密着型介護事業を展開する、特定非営利活動法人こだま。
ここには、地域拠点として、あらゆる人が訪れます。
+特定非営利活動法人こだま
http://www13.plala.or.jp/npo-kodama/
また、一宮町では、美術家のこまちだたまお氏が主宰する
たまあーと創作工房は、周辺のあらゆる世代の人がつどい、
アートを軸に、コミュニティが築かれています。
+たまあーと創作工房
http://www.tamart.net/
「過去-現在」の時間と、人を包み込み、
人と場所の魅力をエンパワーメントする、
アートと介護事業の共通点を探り、
これからのコミュニティマネジメント・アートマネジメントにおけるモデルを
発信します。
またこの日に向けて、美術家のこまちだたまお氏と共に、
古民家再生中に見つかった戦時中のガーゼを使い、
一ノ宮・睦沢町の「0歳から97歳」が製作した作品が展示します。
+「こだまdeあーと」製作の様子(たまあーと草紙より)
http://tamasea.blog44.fc2.com/
開催日時:2007年7月15日(日)13:00~
開催地:特定非営利活動法人こだま・共同生活舎こだま
住所:千葉県長生郡睦沢町北山田172
(JR外房線上総一ノ宮駅より車で15分)
ゲスト:
近藤けい子(特定非営利活動法人こだま)
こまちだたまお(美術家、たまあーと創作工房主宰)
(問い合わせ先)
yoshihito0626@y6.dion.ne.jp

















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